日々生まれては消えていく、数多の細胞たち
廃れ、朽ち果て、消えていくものたち…
分かれては集まり、集まっては分離する、矛盾ばかりのものたち
無限、あるいは夢幻とも思える時間の中で希望の光が灯っては消え、灯っては消えていく…
淡く脆い希望、のようなものは気が付けば雲散霧消し、上下も分からぬ底無し沼という安寧、
とは言い難い絶望とも無間地獄とも解釈できる何か、に囚われ続ける
他者は無く、愛は無く、友は久しい
愛ある魂たちは未だに問いに応えず、呼び掛けに応じる気配は無い
とうに焦燥も精魂も尽き果て、空虚な無音を反駁する
只々、無間地獄の修業という業火に焼かれ続ける
求めども、求めども、虚しく手からすり落ちて虚空に消えてゆく
求めども、求めども、定着せず、混乱の極みにて絶望と徒労に襲われる
私が何をしたというのであろうか、という問い掛けに、カルマは何も返答しない
もはや失格であるという自問自答にも応える者はおらず
焦燥のやり場も無く、緩慢な牢獄だけが待ち続け、ただ破滅の時を待つばかり
一筋の光明は白昼夢であったのだろうか?
この問い掛けすらも虚しく木霊するのみである